SACRE GOURMANDISE

おいしいもの見つけた!  PARIS発の食べ物ブログ
 
 
プロフィール

MELODY NELSON

Author:MELODY NELSON
いま関心のあることは身体にいいもの、そして新しい味覚の発見!
和と洋の融合やスパイスやハーブを使った複合の味が気になります。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
FC2ブログランキング
英会話レッスン
エステ
航空券

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PRAHA : cafe imperial / cafe ovecni dum 



プラハで楽しみにしていたことのひとつ、カフェ巡り。
プラハには歴史的建造物やインテリアを利用した、内装の素晴らしいカフェがいくつかあります。


imperial14.jpg


5つ星のホテル、インペリアルの中にある『cafe imperial』は1914年創業の老舗カフェ。
戦時中はナチスに作戦本部として利用されたり、その後コミュニストによって閉鎖されたり…数奇な運命を経て、数年前にようやく創業当時の美しい内装が復元されたのだそう。


imperial17.jpg


壁や天井のモザイク・タイルによる装飾が圧巻


imperial12.jpg


1914年といえば、時代はアールヌーヴォー様式が花開いた頃。
ウネウネとカーブを描く線や花のモチーフがエキゾティック。


imperial9.jpg


フランスの建築物に比べると天井が高く、装飾を見ようとするとぐッと見上げる感じ。
これほど内装の綺麗なカフェは世界でも珍しいのでは…
開放感があり、静かに時間が流れる居心地のいい空間。


imperial8.jpg


ケーキがずらりと並ぶブッフェで選んだヘーゼルナッツのケーキ
ここのケーキは美味しいと評判なのだそうです。
パリで装飾的なケーキを見慣れているせいか、ずいぶん地味にクラシックに見えますが…
(でもその素っ気ない外見がけっこう新鮮だったりして!?)
見た目に違わず、味もクラシック。
ナッツ風味のクリームとサクっとしたメレンゲのコンビネーションで、とっても軽やか…


imperial11.jpg


こちらはプラハで何度も食べることになった、チェコ名物(?)のチーズケーキ
imperialのチーズケーキは濃厚なチョコレートのスポンジと合わせています。
意外とあっさりしていて、ヘヴィな甘さはありません。
ケーキを頼んだので飲み物は紅茶を選びましたが、コーヒーだとドーナツが無料でついてくるそうです。
それはチェコでは前日の残り物のドーナツをお客に投げていい…という奇妙な習慣があって、その名残なのだとか。
隣席の人はコーヒーを頼んでいましたが、たしかに小さなドーナツが添えられていました。


imperial18.jpg


化粧室にもすばらしいインテリア。
アールデコ風のシックな照明器具に白鳥の頭部をモチーフにした水道の蛇口。
本当に隅々まで美しいカフェです。




そして、有名なカフェといえば、ココもimperialと同じぐらい有名です。


imperial6.jpg


重要文化財に指定されている、市民会館の1Fにある『kavarna ovecni dum カフェ・オベツニー・ドゥーム』


imperial1.jpg


1911年に建てられた、アールヌーヴォー様式の建築物。
ここも天井が高く、広々と感じる店内で真っ先に目に飛び込んでくるのはゴージャスかつインパクト大なシャンデリア。


imperial2.jpg


メニューの扉絵がアルフォンス・ミュシャ(チェコ語ではムハ)の絵だったり、アールヌーヴォーの香りがしますが、このシャンデリアは何となくデコっぽい!?
imperialでも感じましたが、どちらのカフェもヌーヴォーとデコの様式が混在している気がしました。
そして、その様式はフランスのものと少し違うような気がします。


imperal4.jpg


遅いお昼にと頼んだサンドウィッチ。
私はスモークチキン。シリアルたっぷりのパンが美味しい


imperial3.jpg


夫が頼んだスモーク・サーモン
肉厚のスモーク・サーモンにエシャロットとボイルド・エッグという珍しい組み合わせ。
添えられたマヨネーズも自家製で、レモンの酸味がきいた爽やかな味わい


imperial5.jpg


カプチーノのミルクは別添え。
ココナッツ風味の焼き菓子とショコラがついてきます。


旅行中はどこの街でも頻繁にカフェに入りますが、プラハにはいいカフェがたくさんあるなぁ…とつくづく感心してしまいました




スポンサーサイト

PRAHA : mistral cafe 



今回のプラハ旅行では、とりあえずプラハでしか味わえない伝統料理を食べようとネットやガイドブックで下調べして行ったのですが、観光客が推薦する店はアコーデオンの演奏が入るような『伝統料理と所謂チェコ的な雰囲気作り』を売り物にしたお店がほとんど。
そういう伝統料理を打ち出すレストランの味は重すぎて、結局のところ私の口にはさほど合わず、どちらかというとインターナショナル・スタイルのレストランのほうが美味しいと思いました。
中でも気に入ったのはココ


mistralcafe7.jpg


プラハの旧市街のはずれを歩いていて偶然見つけたお洒落カフェ/レストラン『mistral cafe』
エントランスにキャンドルが置かれていて、黒板にその日のおすすめメニューが書いてあります。


mistralcafe1.jpg


代官山や中目黒にありそうな、オーガニックな雰囲気の内装。
あちこちに可愛い植物のポットが置いてあり、大きな窓から光がたくさん入って気持ちがいい…そして若いスタッフの接客がとてもフレンドリーで感じがいいのです。
プラハではチップの要求の仕方に悩まされた私たちでしたが(習慣なのでしょうが、かなり強引に請求されます…)、ここはスタッフが若いせいか内装や料理やマナー、すべてにおいてインターナショナルな感覚で、西欧諸国や日本と同じ価値観を見出せて、ある意味ホッとしました。


mistralcafe2.jpg


プラハ滞在中は食事のたびに夫はビール…
さすがビール大国…いろんな珍しいビールがあります。
これはお店の女の子がすすめてくれたkozelという黒ビール


mistralcafe4.jpg


午後6時すぎ…と夕食には早い時間。軽く腹ごしらえをしようと思って頼んだキッシュが美味しかったので、そのままこのカフェで夕食を摂ることにしました。
ベーコンとタマネギがたっぷり入った、フレンチ・スタイルのキッシュ・ロレーヌ


mistralcafe5.jpg


夫がオーダーしたチェコ風のフィレ・ステーキ
レモン風味のきいたクリーミーなソースがかかっています。
付け合わせはマッシュ・ポテトを揚げたもの。とっても美味しい


mistralcafe6.jpg


私がオーダーしたチェコの伝統的料理、牛肉の煮込みクランベリー・ソースとダンプリング
このクランベリー・ソースの煮込みは初日に他のレストランで食べたのですが、塩味の強いシチューにクランベリーの甘ったるいジャムが添えられていて、美味しくない~!…とがっかりした1品。
ここのものなら違うかも…とリベンジをこめて再びトライしてみることに。
ジャムの代わりにドライ・クランベリーとレモンが添えられ、ソースも軽やかで塩分控えめ。
同じ料理でもこんなに違うのかと驚きました。
自家製のベーコン入りダンプリングも本当に美味しくて、ソースとの相性もパーフェクト。
クランベリー添えの煮込み料理の印象がまったく変わってしまいました


mistralcafe3.jpg


デザートはどれも美味しそうでしたが、フランス菓子は避けてチーズケーキをチョイス。
プラハではチーズケーキがフランスでのムース・オ・ショコラ並みにポピュラー。
カフェやレストランには必ずあるケーキのひとつです。
こちらのお店のものは台にチョコレートのスポンジを使い、レモンの風味をたっぷり利かせたチーズクリームと合わせることで、爽やかさとチョコレートのコクが溶け合う絶妙な味。
デザートまでしっかり堪能できました


フィッシュ&チップスやパスタ料理などもあり、料理は無国籍。
またチェコの伝統料理をモダーン・スタイルにして出しているので、クラシックな伝統料理に飽きたらおすすめのアドレスです。
mistral cafe:Valentinska11/56 110 00 Praha1








praha : kavarna slavia&u medvidku 



プラハ滞在中はほとんどチェコ料理を食べたのですが、内陸に位置するせいか肉料理が多く、煮込みや揚げものがポピュラーです。
元々はハンガリー料理のグラーシュ、ウィーン風のビーフ・ストロガノフやドイツ風のソーセージなど近隣の国の料理が入り交じっている感じがしました。
いわゆる日本の洋食に近く、日本人には食べやすいと思います。


cafeslavia8.jpg


私たちが気に入って2度行ったお店が『cafe slavia』
歴史的建造物の国民劇場のすぐ隣に位置します。
窓際の席からはモルダウ河が見え、絶好のロケーション。
23時まで食事ができるので、遅めの夕食にも便利。劇場帰りの人たちが夜食をとったりしています。


cafeslavia1.jpg


'70年代風…絵に描いたようなレトロ・モダーンな感じの店内。
今こんなお店はパリにも東京にもないので、タイムスリップしたみたいな感覚に陥ります。
タキシード姿のムッシュウのピアノ演奏も
制服姿のウエイターがサービスしてくれるのですが、接客も丁寧でリラックスできました。


cafeslavia2.jpg


天井の大きなライトがなかなか…
ラウンジな雰囲気。
デザインされたラウンジ感覚というより、そのまま残ってる感じが凄いんです
ここのカフェはビロード革命の際にチェコの知識人たちが議論を交わした場所として有名で、客層は地元の人半分に観光客が半分。
カフェといいつつも料理がおいしいと評判なのだそう。


cafeslavia3.jpg


チェコといえばもちろん……
ビール
ビールの消費量は世界一
地元の人は勿論のこと観光客も大きなジョッキに何杯もビールを飲んでいます。
アルコール分は低く、かなり軽いビールなので、水代わりに飲むようです。
何しろミネラルウオーターより安いのです…


cafeslavia4.jpg


これはチェコ料理として有名なグラーシュ。本来はハンガリー料理なのだそうですが、今や代表的なチェコ料理として、どこのレストランにもあります。
牛肉を煮込んだシチューにダンプリングと呼ばれる蒸しパンのようなものが添えられます。
このダンプリングは店によって、小麦粉だったりポテトだったり、ベーコン入りだったり…
シチューに浸しながら食べるので、別添えのパンはいりません。
cafe slaviaのグラーシュは味が洗練されており、量もほどよく少なめで(なにしろチェコの伝統料理は量が多い!)とても美味しいと思いました。
ここのグラーシュには肉と一緒にグリーンの唐辛子が…


cafeslavia5.jpg


食後のカフェ。
プラハではカプチーノがポピュラーです。
コーヒーはフランスのエスプレッソより薄く、といってイギリス風でもなく、ちょうど中間ぐらい。
どこで飲んでもコーヒーはいまいちな感じだったのですが、slaviaのコーヒーは美味しかった!
持ち手のないカップも可愛いのです。




もう1軒、ぜんぜんタイプの違うレストラン…というよりビアホールなのですが、とても美味しかったのがココ


cafeslavia14.jpg


ビールの醸造所でもある『u medvidku』。チェコ語で『2匹の熊』という意味なのだとか。
席数が多く、観光客にも入りやすいお店です。


cafeslavia10.jpg


素っ気ない木のテーブルと椅子で、いかにも庶民的なビアホールといった感じ。
カウンターの隣のテーブル席は常連客専用!?
どうやら観光客は座らせてもらえない席もあるようです。


cafeslavia7.jpg


夫が絶賛した黒ビール『old goff』。ここのスペシャリテなんだそう。


cafeslavia9.jpg


名物のグラーシュ
cafe slaviaのグラーシュに比べるとダイナミック! 量だってどど~ん…と。
ダンプリングは小麦粉のものとベーコン入りの2種類が添えられていました。
slaviaがレストランの味だとしたら、こちらは家庭料理の趣。


cafeslavia6.jpg


長さ50cmのグリル・ソーセージ
スパイシーでたまらない美味しさ
じつはこれを食べたくて、u medvidkuには2回行ってしまいました。
飲まない私が言うのもなんですが、ビールに最高に合うんだと思います。
添えられたホースラデッシュ(西洋ワサビ)とソーセージの組み合わせにはびっくり
マスタード以上に合うかも!?
これを食べにまたプラハに行きたいなぁ……と思う私たちなのです。





PRAHA : grand cafe orient 



8月22日から5泊6日でプラハに遊びに行ってきました。
東欧は初めての私たち…
そして旧共産圏の国も初めて…
プラハは世界遺産の街ということもあり、今回の旅のテーマは建築とデザイン・ホテルです。


praha1.jpg


モルダウ河岸から臨むプラハ城
そういえばソダーバーグ監督の映画『カフカ』が全編プラハ・ロケで、このお城がミステリアスに描かれていました。
最終日に雨が降りましたが、それ以外は概ねお天気には恵まれました。
パリと同じぐらいか少し寒いかも…と予想していましたが、思いのほかムシ暑く、湿度の高い気候。


praha9.jpg


旧市街を歩くとこんな風景も……
観光客向けとわかっていても、中世にタイムスリップしたみたいな気分になります。


praha10.jpg


街ごと博物館みたいなところで、様々な建築様式が混在し、歩いているとロマネスク建築の隣にいきなり現代建築が現れたり、普段パリの景色に慣れていてもびっくりします。
まずは世界でも珍しいキュビズム建築を見に『ブラック・マドンナの家』へ。
キュビズムは絵画では有名ですが、建築は大変珍しく、プラハにしかないのです。
窓がキューブになっている、独特のスタイル。


praha7.jpg


中の階段。
手すりがかっこいい……この階段は必見です。
建物の1Fはブティックとミュージアム・ショップ、2Fがカフェ、3Fから上がキュビズム美術館です。


praha3.jpg


2Fのグラン・カフェ・オリエント
私が今回いちばん楽しみにしていたカフェです。
内装は建物と同じくヨゼフ・ゴチャールが手掛けています。
細部までしっかりデザインされていて、ものすご~くお洒落!
磨りガラスのタイポグラフィがエレガント。ケーキのショーケースなども綺麗なのです…
80年以上も前のものが、ちゃんと当時の雰囲気のまま保存されています。


praha2.jpg


キュビズム様式のシャンデリア。
見たことない感じで、これは可愛かった
このカフェの中でもいちばん目立つインテリアです。


praha4.jpg


パリと違って、プラハはフラッペ=アイスコーヒーがポピュラー。
夏は蒸し暑いせいか冷たいドリンクのメニューが意外と充実していました。
コーヒーはちょっと高いカフェに行くとシルバーのトレーに載せられて出てきます。
グラスもなんだかレトロでいいですね…


praha5.jpg


私が頼んだバナナ・チョコレート・ドリンク
ここのカフェはチョコレート・ドリンクの種類が豊富です。


praha6.jpg


同じ建物にあるキュビズム美術館
作品自体は少ないですが、家具など珍しいものもあり、見応えがあります。
今までキュビズムはパリから生まれた様式だと思っていましたが、プラハで生まれたアーティスト運動だったのだそうです。建築やインテリアを見る機会がなかったので、この美術館はとっても面白かった
展示のシャンデリアがなんとも素敵……これ、欲しいなぁ


praha8.jpg


ミュージアム・ショップのウインドウ。
後のアール・デコに通じますね!?
私好みのポットとカップ。ここのミュージアム・ショップの品揃えは高価なものがほとんどなのですが、とてもいいモノを置いていました。


プラハ編はまだまだ続きます…

RSSリンクの表示
リンク
検索フォーム
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。