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SACRE GOURMANDISE

おいしいもの見つけた!  PARIS発の食べ物ブログ
 
 
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MELODY NELSON

Author:MELODY NELSON
いま関心のあることは身体にいいもの、そして新しい味覚の発見!
和と洋の融合やスパイスやハーブを使った複合の味が気になります。

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cafe charlot 



北マレでいちばん盛り上がりを見せる人気のカフェ、cafe charlot
rue charlotとrue bretagneが交差する角、という抜群のロケーション。


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この界隈で働く、あるバッグ/アクセサリー・ブランドのスタッフに料理もおいしいとすすめられたので、アペリティフを飲むついでに軽く夜ご飯を食べることにしました。


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気取らない、パリのカフェらしいクラシックな内装。
昼間は近くにモード関係のプレス会社やモデルクラブ、クリエイター・ブランドのアトリエなどがあるので、ファッション関係者が多く、夜は近所に住む人たちが訪れます。


cafecharlot2.jpg


映画に出てきそうな、趣のあるバーカウンター。
奥の棚にワインのボトルがずらり。


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暗すぎてちゃんと写っていませんが、私が食べた鴨の胸肉のオレンジ・ソースとパルメザンのリゾット
カフェで出てくる料理としては、なかなか高レベル。
パルメザンがたっぷり入ったリゾットはお米がちゃんと硬い仕上がり…濃厚でおいしい
ベル・エポック調なお皿が内装とよく合ってます。


cafecharlot4.jpg


夫が食べたアントルコート(牛肉のリブロース)のステーキ
ハーブとニンニク入りのバターがのせらて、ボリュームたっぷり。
新聞紙にくるまれたフライド・ポテトのプレゼンテーションが、さりげなくいい感じ。


cafecharlot6.jpg


デザートはプティフールの盛り合わせ、カフェ・グルマンディーズを。
エスプレッソと一緒にプレートにのっているのはクレマ・カタラーナブラウニー、フィナンシエ、胡桃のマフィン、オレンジのマカロン
エスプレッソの苦さがビターなブラウニーを引き立てます


近所のお気に入りアドレスがまたひとつ増えました

ソウル編:10 corso como cafe 



ミラノを本店とする人気セレクトショップ『10 corso como』がソウルにあると聞いたので、2日目の午後はアックジョン地区へ。
この界隈は大きな公園があったり、セレクトショップやハイブランドのブティックが点在する、閑静なエリア。


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『ディーチェ・コルソ・コモ』ソウル店の外観。
ミラノ本店のナチュラルな雰囲気ではなく、どちらかというとコム・デ・ギャルソンと共同経営している、東京の青山店の感じに似ています。店舗デザインは同じ人かな
洋服、雑貨のセレクトもギャルソンのものが多く、私としてはちょっと期待ハズレ。


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セレクトのほうはたいして面白いモノも見つからなかったので、『10 corso como』が経営するカフェでひと休み。
ブックショップが併設されています。


cafecorso2.jpg


外のテラス。
パリのカフェのように暖房が…


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カフェとブックショップには仕切りがなく、広々とした感じ。


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カフェから見える中庭。
大きなガラス窓から光がたくさん入って気持ちいい


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少し肌寒かったので、温かいショコラを頼みました。
美味しかったけど、値段にはびっくり…
約1200円…とこの日のお昼ご飯を2回食べるより高い
ソウルに着いてから、モノの値段がなんでも安いと思ってたけど…
やはりカフェにしても洋服にしても外国のものは高いんですね。


カフェといえば、泊まったホテルのカフェも雰囲気がなかなか。


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代官山や中目黒にでもありそうなミッド・センチュリー風の内装。
黒板に書かれたその日のメニューやパイやブラウニーを入れたレトロなショーケース…
焼き菓子が美味しそうだったので、ソウルを発つ前に胡桃のマフィンとブラウニーをテイクアウトしました。
しっとりとした胡桃のマフィンには濃厚なダーク・チョコレートのソースが別添えでつきますが、これがリピートしたくなる美味しさ


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朝食はビュッフェ・スタイルではなく、いくつかのメニューの中からチョイスします。
バターとメープルシロップがたっぷりかかったブルーベリー・パンケーキがおいしい





ソウル編:豆腐チゲとタッカンマリ 



しばらく書いてなかったので、ソウルの旅行も1ヶ月以上前の話になってしまいましたが…
友人から『冬のソウルは豆腐チゲが最高!』と聞いていたので、2日目のお昼は豆腐チゲにトライ。





ミョンドンにある『jung won soon ubu』というレストランは、豆腐チゲをスペシャリテとする老舗のひとつです。
このお店のことは事前にネットで検索していましたが、午前中に行ったネイルサロンのスタッフにミョンドン界隈の美味しいレストランを尋ねたところ、真っ先にここをすすめられました。


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中は明るくてクリーン。観光客には入りやすい感じのお店です。
テーブルの上には生卵がたくさん… チゲに入れるのかな?


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どの店でも定食のようなものを頼むと副菜がたくさん出てくるのですが、店ごとに内容がまるで違います。
ここの副菜はとても美味しくて、焼き海苔をたっぷりのせたグリーン・サラダ、青菜の炒め物、甘辛いソースを絡めたお餅、ごま油にひたした韓国海苔、セロリとニンジンの和え物など。ボリュームたっぷり


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グツグツ煮えた豚肉と豆腐のチゲ。友人は海鮮と豆腐のチゲをオーダー。
うっかり鉄鍋に近づくとスープがハネるぐらいの熱さ
豆腐は肌理が細かく滑らかなので絹こしだと思うのですが、崩れにくいのはどうしてなんでしょう
スープといい、豆腐といい…こんなに美味しい豆腐チゲは初めて。
私には限界に近い辛さでしたが、ただ辛いだけではなく、香辛料や香味野菜でしっかり味のついたスープは深い味わいで、淡白な豆腐によく合うと思いました。
卵を入れると辛さが少しマイルドになります。
これで500円ほど。……安い


さて、ランチのあとはソウルの青山と言われるアックジョンに移動し、ショッピングとエステへ。
買う、磨く、食べる…っていうのは女性ならではの楽しみ 仲良しの女友達と来てよかったぁ…としみじみ思ったのでした。
リラックス三昧のエステのあとはまた食事。
今度は観光地から離れて、地元民しか行かない超ディープなお店へ……
表に看板すら出ていません。


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席に案内されるも英語も日本語も通じず……
でも壁のメニューを見る間もなく、テーブルに鍋とコンロが運ばれ、とまどう私たちを尻目にどんどん鍋の準備がされていきます。
…そう、ここはタッカンマリという鍋料理しかないお店。
タッカンマリを出す店は、それ以外のメニューは置かないのだとか。


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タッカンマリ鶏のブツ切りを豪快に食べるシンプルな鍋で、鶏肉とネギと餅しか入っていません。
朝シメた新鮮な鶏肉を使うので、ジューシーな鶏のおいしさを味わうことができます。
コラーゲンもたっぷり! 
見るからに辛そうな、まっ赤なタレにつけて食べるのですが、このタレの味が独特…
唐辛子とニンニクがたっぷり入ったスパイシーな味に酸味が少し。ヴィネガーかな?
意外とさっぱりしていて、食がすすみます。
そして、ここのお店では、副菜は白菜のキムチだけ。
キムチは辛さ控えめで、味はかなり薄め。
ひょっとしたら家庭のキムチはこんな感じなのかも!?
鶏肉をあらかた食べ終えたら、〆にうどんを持ってきてくれます。
シンプルな鍋とはいえ、うどんを食べる頃にはすでにお腹いっぱい…
細めのうどんは、日本のものと変わらない気がしました。
昔の日本の大衆食堂みたいな雰囲気が面白かった、このタッカンマリのお店……結局のところ、名前もよくわからない、このディープな食堂が、今となってはいちばん印象に残っています。





ソウル編 : オウガ 



2月半ばから3週間のヴァカンスで日本へ…
今回はソウルでストップオーバーし、東京から合流する友人と買い物&エステ&グルメを楽しむことにしました。
韓国はもとよりアジアの国を訪れるのは初めて。
12時間ほど飛行機に乗ったあとで疲れてはいたのですが、たった2泊3日の旅ということもあり、欲張りな私たちは初日の夜から詰め込みスケジュール…(もちろん下調べは抜かりなしです)
チェックインを済ませたあと焼き肉をガッツリ食べ、フットマッサージへ…という予定。
泊まったホテルが明洞地区にあったので、焼き肉の有名店『オウガ』に行ってみました。





まず入り口にある、湯気を吹き上げる(炊飯器?)にびっくり。
なんだかご飯がおいしそう…


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注文が終わると付け合わせの副菜がテーブルにずらりと並べられます。
この副菜が野菜たっぷり、ヘルシーで、どれもおいし~
キムチの他、小松菜のような緑の野菜のおひたし、厚揚げを煮てショウガで味付けしたもの、酢を使ったダイコンのサラダ、イカの塩辛(辛い)、豚肉の炒め物…などなど。これだけでもうお腹いっぱい


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焼き肉に巻く葉っぱ。紫色で、見たことないのもあります。
中でもゴマの葉は独特の香りと味。青臭いのですが、慣れるとクセになるかもしれませんね。


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焼き肉は豚肉をチョイス。ロースの部位の肉です。


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竹筒に入ったご飯。
ナツメ銀杏が入った、ふっくらした炊きたてご飯はたまりません…
を入れて炊いているので、ご飯特有の匂いもなし。
他のお店でも思いましたが、韓国のお米はおいしいですね。


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〆の冷麺
引き締まって、シコシコした歯応えの冷たい麺が最高!
途中からを入れて食べたのですが、酢が入ると途端にさっぱりして、また違う味わいになりました。
お腹いっぱい食べて飲んで、ひとり1500~2000円ぐらい。安いっ


食後はフットマッサージをし、コスメ店で買い物したあと、母に頼まれていた韓国海苔を購入。
お店が夜遅くまで営業しているので、ヨーロッパに比べると便利だなぁ…と思いました。

debauve & gallais 



2月14日は聖バレンタイン・デーでしたが、フランスでは恋人達の日ということで、男性から女性に花を贈ったりします。
でも最近は商魂逞しいお菓子業界の策略(?)なのか、ショコラを贈る風潮になってきました。





我が家はふたりとも大のショコラ好き…
バレンタインにかこつけて、美味しいショコラを食べようとショコラティエへ…
ピエール・マルコリーニのショコラを買いに出掛けたのですが、途中でお友達の家に寄ることになり、予定を変更…
友人宅のすぐそばに老舗高級ショコラティエ『DEBAUVE&GALLAIS』を見つけたので、そこで買うことにしました。
『DEBAUVE&GALLAIS』1880年創業の歴史あるメゾン。
店構えが重々しくてクラシックなら、味も同じく伝統を重んじたクラシック。
ここのところパリで流行の変わったフレーバーのショコラなどには見向きもせず、どこまでも上質なカカオにこだわった素材重視のショコラ作りを貫いています。
そのストイックな姿勢が好きだというファンは少なくありません。ちなみに夫もそのひとり。


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せっかくのバレンタインということで、ハート形のショコラを選んでみました。
パッケージにテントウムシがくっついていますが、これはヨーロッパではラッキーチャームのひとつなのです。
幸運を運んでくれるかな
ガナッシュ入りのショコラで、細かく砕いたナッツが中に入っています。
さすがに濃厚で文句なしにおいしい…
口溶けがよく、甘さと苦味のバランスがいいのです。


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そして思わず目を奪われたナッツがたくさんトッピングされたmendiantsというダークチョコ。


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カカオ72%のダークチョコにカシューナッツやピスタチオ、ドライフルーツなどがついています。
こちらもカカオの美味しさがしっかり…
歯応えのいいナッツとの相性も抜群です


ひとつだけ残念なのは、なかなか敷居が高くて入りにくいところ
店員さんはあくまで丁寧ですが、その慇懃無礼な冷ややかさは顧客以外にいい顔をしないパリの高級店らしいなぁ…と思います。




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